どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

先に生まれただけの僕#10

先に生まれただけの僕#10

(呼び出し音)

(音声ガイダンス)おかけになった
電話をお呼びしましたが

おつなぎできませんでした。

(鳴海涼介)はぁ…。

(松原聡子)
<<婚約解消しよう

 

今夜最終回 さようなら校長先生!僕が一番伝えたかったこと!

詳細情報
出演者
櫻井翔蒼井優瀬戸康史木南晴夏森川葵平山浩行池田鉄洋多部未華子井川遥荒川良々秋山菜津子高嶋政伸風間杜夫
番組内容
聡子(多部未華子)から別れを告げられ、加賀谷(高嶋政伸)からは校長を続けたいなら会社を辞めて転籍するよう迫られた鳴海(櫻井翔)。一方、ちひろ(蒼井優)らは新入生を増やすための活動を続けるも、思うように集まらない。鳴海は、定員割れになったら自分が責任を取ると宣言。ちひろは鳴海が京明館を辞めてしまうのではないかと動揺するが、柏木(風間杜夫)は鳴海の事を考え、会社に戻って聡子と結婚した方がいいと勧める。
監督・演出
【演出】水田伸生 ほか
【プロデューサー】次屋尚、高橋史典
原作・脚本

 

【脚本】福田靖

音楽
【主題歌】嵐「Doors ~勇気の軌跡~」(ジェイ・ストーム
【音楽】平野義久
制作
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】ケイファクトリー

 

涼君>>

♬~
(加賀谷)
<<俺なら会社に戻るな~>>

<<戻って来いよ
鳴海>>

何でこんなことに…。

(南)おはようございます。
(後藤田)おはよう。

おはようございます。
おはよう
松原君。

早いね。

最近仕事に燃えてるんじゃない?

プリントアウトしてるだけです。

おはようございます。
おはよう。

もしかして…
鳴海と別れたの?

はい別れました。
そうなんだ。

経理部に届けて来ます。
うん。
南。
(南)はい。

こういう時はな
焦っちゃいけないんだ。

失恋したばかりの女に付け入る
なんてセコイこと

俺はやらない。
はい。
勉強になります。

(島津)昨日の個別相談は
19組でした。

正直35組くらいは
来てもらいたかったんですが…。

(郷原)
ホント昨夜は暇だったな~。

(柏木)チラシまきの効果が
まだ出てないんでしょうかね?

(日菜子)すみません!

(河原崎)
矢部先生のせいじゃ
ないよ!

(文恵)ブログも
誰も見てないんじゃない?

(沙織)ごめんなさい。
いや杉山先生

これホントに誰が悪いとかじゃ
ないですよ。

会社の営業だって
すぐに結果
出ませんし。

とにかく
諦めずに続けましょう。

それでは
今日もよろしくお願いします。

(一同)よろしくお願いします。

では皆さん
授業に。

(文恵)綾野先生は楽よね~
ブログ書いてりゃいいんだから。

だって保健の先生だし。
(文恵)何の関係があんのよ。

(薫)気にしちゃダメですよ
あんなの。

全然平気
でもコメントで
ディスって来てるの

杉山先生かも。
ウソ~。

矢部先生
風邪大丈夫~?
僕にうつしていいんだよ~?

(日菜子)大丈夫ですから
もう。「もう」
って何だよ。

校長。
元気出して行きましょう。

僕は元気ですよ。

いつも通りじゃないですか
校長先生。

(真柴ちひろ)え?

あれから仲直りしたんですよ
婚約者の人と。

いや私は別に
そんなこと…。

(聡子の声)転籍?

(友梨子)さすがに
あれはひどい。

会社と学校
どっちか選べなんて…。

鳴海さん
青ざめてた。

(友梨子)でも
やっぱり
会社に戻るしかないよね。

松原さんにとっては
うれしいのか。

よかったね。

松原さん!

うん。
(柏木)校長を辞めろ!?

会社に在籍したければ
学校にいられないそうです。

どうして?

鳴海校長は
うちに来て
まだ三月も経ってないんですよ?

私に言われても…。

松原さんから
その…桂?亀田?

あ加賀谷専務。
そいつに言ってくださいよ。

鳴海校長に
そんな意地悪なこと
言うなって。

私…彼と別れたんです。

えぇ!?

おしるこで~す。
ありがとうございます。

ありがとうございますじゃ
ないでしょ。

どういうことなんですか?
あ…だから

婚約解消。
どうして?

もう気持ちが分かんなく
なっちゃったっていうか

私には無理だなって。
ちょっとちょっと~。

どうして
このタイミングで。

無理って何ですか…!
あ~すみません。

もう~ショックなことを
いきなり
ダブルで聞かされたもんで

私今かなり動揺してます。

あ~!おしるこに七味かけちゃった。

相川さん
おはよう。
(なつみ)おはようございます。

(島津)昨夜の個別相談は
25組。

もう少しで
600組に届きそうなんですが…。

目標は1000組ですよね?
はい。
まだ400組以上
足りません。

(文恵)もう無理なんじゃないの?

(日菜子)いや
でもまだ時間はあるんじゃ…。

そうですよ
頑張って受験生を集めましょう。

頑張ってますね
僕達。
ホントに皆さんには
寒い中ご苦労をお掛けします。

もしダメだった時は…
次も定員割れだった時は

僕が責任取りますから。

えっ…。
とにかく今は
頑張ってください。

責任…。

(柏木)責任を取るというのは

校長をお辞めになる
ということですか?

いや…まだ何も。

校長松原さんに
捨てられたそうですね。

婚約すれば相手は逃げないと
思ったんですか?

口約束だけで
指輪も渡せなかったくせに。

どうして
それを?
(柏木)加賀谷専務から

転籍の話を
持ち出されたからといって

言い訳にはなりませんよ。

どうして
そこまで…。
私は何でも知ってるんです。

今や情報は
だだ漏れの時代なんだ。

え~?
私は昨夜ひと晩
考えました。

校長は…
校長は樫松物産に戻ったほうがいい。

これは責任うんぬんとは
関係ありません。

今だから話しますが
校長がここに赴任された時

私はこの人に学校運営は
無理だと思いました。

でもそれは間違ってました。

鳴海校長は
一生懸命
仕事に取り組まれ

京明館高校を変えようと
努力された。

私は校長より
ずっと年上ですが
あなたを尊敬しています。

事務長。

本当は校長と
ずっと一緒に仕事がしたい。

でもあなたの将来を考えれば

樫松物産にお戻りになって
バリバリ仕事をされたほうが…。

松原さんは
ステキな女性です。

彼女と別れてしまったら
あなたは一生後悔します。

事務長でも僕は京明館が…。

もう校長の考え方は
少なからず
他の教師達に浸透していますよ。

生徒達だって変わり始めています。

これから
私達が頑張りますから

校長は自分の幸せを
考えてください。

♬~
<<婚約解消?>>

(タイマーのアラーム)

はい終了
後ろから集めて。

(森)最後の問題分かんなかった~。

(理恵)私は
ばっちり。
(由衣)ウソ?

この小テストは
次の時間までに
採点して返却しま~す。

(ほのか)先生
今日はもうこれで終わりですか?

そうねちょっと時間余っちゃったけど。

駅でチラシ配ってますよね?
うちの先生達が。

受験生募集の?
それがどうかした?

(朱里)何で急に
あんなこと始めたんですか?

何でって…。

(那奈)
夜も個別相談やってるし。
(三鷹)
俺達の頃は
なかったよな?

(明日香)綾野先生のブログも。
(山田)あ~
見た見た。

(沙里依)
急にあんなの始めちゃって…。

ごめんね。

みんなが入学した頃は
そういう
発想がなかったっていうか

ほら鳴海校長先生が
いらっしゃってから

いろいろと変わって来たでしょ?

だから受験生を積極的に集めよう
っていうのも
その一環で。

でもみんなの時は

先生達頑張ってなかったって
わけじゃ
ないよ?

えっ…もしかして
格好悪いと思ってるの?

いいの格好悪くたって!

私達はやるしかないと思って…。
(チャイム)

(菜月)次
教室移動だっけ?
(大和田)移動だ。

えっ?行こう。

今の話は?
もういいです。

(梅本)あ~
トイレトイレ。
(藤井)あ
俺も行くわ。

(星野)俺も。

(チャイム)

♬~
♬~


ごめんね
電話も出なくて。

僕も…。

やっぱり会って話さなきゃ
大事なことだから。

「バラバラだ」
って言ったよね
サト。
「私達もうバラバラだ」
って。
フゥ…。

全然知らなかった。

サトがそんなふうに思ってるなんて。

ごめん。

校長になってから
ずっといっぱいいっぱいで

サトの気持ちにまで
気が回らないっていうか…。

まぁ言い訳になんないんだけど。

ずっと寂しかったんだよ。

婚約してるはずなのに
私達
どんどん離れてってるみたいで。

うん…。

こんな気持ちで
結婚なんて
できないでしょ。

クリスマスに
渡そうと思ってたんだ
婚約指輪。

僕が京明館
辞めて会社に戻ったら

考え直してもらえないかな。

校長辞めたら。

楽しいんでしょ?
学校の仕事。
でも僕にとって

やっぱり
一番大切なのはサトだから。

それに…

会社から出向して
校長やってるだけだし。

だから
婚約解消は
待ってもらえませんか?

お願いします。

♬~
ありがとう。

送ってこうか。

あっ島津先生。

胃が…痛いんです。

あらぁ。

原因は分かってるんです。

真柴先生です。
(沙織)えっ?

僕は…。

僕は真柴先生が好きなんです。

はい?
でも真柴先生は
校長先生が好きなんだ!

どうしたらいいんですか?

真柴先生と校長先生が
くっついちゃったら
僕は…。

待って島津先生
ちょっと
ついて行けない。

あ…でも
全部僕の妄想かもしれない。

綾野先生
真柴先生の気持ちを
確かめてもらえませんか?

私が!?
ええ。
それって
ただの恋愛相談ですよね?

綾野先生はカウンセラーでしょ!

事務長。

胃が痛いんです。
えぇ?
校長先生に婚約者が?

でも別れちゃったんです。
あら~。

校長先生に言ったんです。

松原さんと
よりを戻したほうがいいって。

彼女とは
時々
あんみつを食べながら
お喋りする友達なんです
私。
友達…。

えっ?混乱して来た!

ハァ…。

いい経験させてもらったな。

(部員)どうしたの?
なつみ練習キツかった?

(なつみ)大丈夫。

大丈夫?
うん。
(社員)お先に失礼します。
お疲れさま。

松原君晩飯どう?
俺おごるよ。

あっすいません
今日は人と会う約束があるので。

鳴海じゃないよね?
違います。
そう。
(南)後藤田さん!
ん?
加賀谷専務が
お呼びだそうです。
そう!
じゃあ食事は
また今度。

(加賀谷)ノルディック石油の件は
順調に進んでるな?

(後藤田)はい
また来週
ロンドンに行く予定です。

うん…頼もしいぞ
後藤田。

(後藤田)ありがとうございます
加賀谷専務。

今回のプロジェクトが成功したら
お前に…

京明館を任せてやろう。
(後藤田)えっ?

鳴海が会社に戻って来るからな
またこき使ってやる。

ハハハ…。
待ってください!

僕が校長に?

今のうちに
あいつから
仕事引き継ぐ準備しとけ
うん。
松原聡子さんですか?

あ…はい。
お待ちしてました。

私京明館高校
養護教諭
綾野と申します。

私は柏木さんに呼ばれて…。
ええ。
あっ真柴先生!
あぁ…ごめんなさい

今日急に
個別面談
増えちゃって。


これもおいし~い!

でしょ?

私これが一番好きかも~。

松原さんはさ
おいしいワイン
たくさん知ってるんでしょ?

そうですよ
商社の人なんだから。

ロンドン出張なんて
カッコいいですよねぇ。

マイルが
どんどん
たまるんでしょ?

そりゃマイルは
たまるけど…。
私なんて
海外
1回台湾に行っただけだもん
しかも大学の卒業旅行。

教師は暇がないからね。
えっでも

夏休みとかは?

生徒達みたいに休めないんです
私達。
そうなんですか?
朝は早いし
夜は遅いし。

土日は部活だしね。

かなりブラックですよ~。

ホ~ントに
マ~ジで。

(ちひろ
:沙織)アハハ…。
そりゃストレスたまりますよね。

あ~でも

教師っていう仕事は好きなんです。

なりたくて
なったわけだし…。
好き…。

生徒達と
かかわってるのが
いっちばん楽しい。

まぁ一生続けられる仕事よね。
うん。
一生…。

私そんなふうに考えたこと
ないかも。

(沙織)そうなの?

やってるのは
上司のサポートだし

「君に仕事任せる」
って言われても
正直あんまりうれしくないし。

どうして?

私バリバリ仕事したいタイプじゃ
ないんです。

結婚して子供ができたら

仕事は辞めるだろうな~って。

あっもちろん
相手の収入にもよるけど。

相手って
鳴海校長のことよね?

事務長から聞いたの
婚約解消したって。

えっ?(沙織)いや
実はさ
事務長から頼まれちゃって。

松原さんの気持ち聞いてくれって。

黙って見てられないんだって。

綾野先生。

あ…大丈夫です。

むしろ私ため込んじゃって
ひとに相談できないタイプだから。

(沙織)でも
婚約解消って

自分が思い描いてた未来には
ならないって思ったから?

だって家庭に入りたかったんでしょ?

鳴海校長は
樫松物産じゃ
支店長まで行って

これから出世して
収入だって
上がって行くんだから

家庭で彼を支えたいって。

そのプランが狂っちゃった?

ごめんごめん…
ちょっと
今意地悪な言い方だったよね。

その通りかも。

すいません!
これと同じやつ
もう1本
下さい。

かしこまりました。

それでさ
鳴海校長は何て言ってたの?

「じゃあ
別れよう」
って?
学校を辞めて
会社戻るって。

えっ…。
(沙織)あぁ
そうなんだ。

う~んでも本当に
それでいいのかなって。

彼にやりがいのある仕事を
捨てさせて
戻って来てもらって。

本当にそれが幸せなんだろうかって…。

もう分かんなくなって
来ちゃいました。

ハァ…。

(沙織)でも
やりがいのある仕事だって

言ってくださったんだね
校長先生は。

分かります
彼の話聞いてたら。
(店員)どうぞ。

ありがとうございます。

相手のこと考えてなかったのは

私のほうだったのかも。

(沙織)そんなのお互いさまよ。

まぁ…いいんじゃない?
結婚しちゃえば
もう。
ちょちょ
ちょ…!
入れ過ぎ
入れ過ぎ!

あっ…ごめんなさい。

松原さんのために

学校を辞めるって
言ってるんだから

私は絶っ対に
結婚したほうがいいと思う。

だって~
お似合いだし~
すっごく。

学校って
大変な職場なんです。

生徒の人生を
考えてあげなきゃいけないし

保護者からのクレームも
いっぱい来るし

職員室での人間関係も
いろいろあるし

もうホント好きでなきゃ
やってらんないんですよ

ホントに!

鳴海校長先生は
樫松物産に戻って

松原さんと結婚するのが
一番いい!

ねぇ綾野先生?
(沙織)フフフ…。

酔っぱらってて
よく分かんない。

真柴先生は?
あぁ~おいしい!

真柴先生は結婚しないの?
いやいや…
もう私にふらないで。

え~私ばっかりズルい!
そういう相手いないんですか?

いないいない
いない…
メニュー見えない!

(沙織)いやいやいや
メガネ掛ければいいじゃない。

あのね真柴先生のことを好きな人
いるみたい!

えっ?えっ誰誰?
学校の人?

そう!へぇ~。

やめてやめて
ちょっと
ちょっと…。

え~教えてくださいよ~。

眠い…。

(沙織)飲み過ぎ。

松原さんって

すっごく
かわいい人ですよね。

真柴先生だって
かわいいよ。

私なんて…。

本当よ。


♬~ 『心の瞳』

♬~
(生徒達の声)
♪~心の瞳で

♪~君をみつめれば

♪~愛すること
それが
♪~どんなことだか

♪~わかりかけてきた

♪~
♪~言葉で言えない
もっと口開けて
声出して。

♪~胸の暖かさ
そう!
(里奈)えっ…
なつみ?
どうしたの?
えっ?
相川さん?
(里奈)どうしたの?
大丈夫?

(薫)≪ちょっとごめん!
ごめんごめん!≫

ごめんね!

あ~ごめん
ごめん…!

失礼します。
あっ…市村先生。

(薫)相川さんは?
眠ってます。

熱はありません
ただお友達の話だと

ここ数日
体調が悪かったみたいです。

ごめんなさい
私が大きな声で歌わせちゃったから。

だから矢部先生のせいじゃ
ないって。

あの親御さんは…?
おかあ様には
ケータイ
に電話しました。

でもすぐには
仕事抜けられないって。

証券会社にお勤めなんです。

(沙織)おとう様も
今福岡に
出張中なんですって。

(薫)そうですか。

どうしちゃったの
相川さん。


相川さん?

大丈夫?

具合はどう?

(ドアが開く音)
(日菜子)失礼します。

今目を覚ましたところです。

え?
相川さん!

私…。
音楽の授業で倒れちゃったんだよ。

歌ってる時に
いきなり
バタンって。

覚えてない…。

体調はどう?
病院に行く?

大丈夫です!
大丈夫じゃ
ない!
病院行ったほうがいい。

多分…寝不足です。

え?寝不足?

ハァ…。

久々に寝た!

(郷原)校長を説得?

鳴海さんを説得してください
京明館に残るように。

え?校長
学校辞めるんですか?

本人は絶対
辞めたくないはずよ。

僕と杉山先生と河原崎先生は
反鳴海派なんですよ?

学校説明会の時
参加者名簿を

メールで私に送ったわよね?
郷原先生。

(友梨子)学校の機密情報を
外に漏らしたのよ?

あれがバレたら
あなたはクビよ。

はっはっ…!

(文恵)何で私達が
校長を引き留めなきゃいけないのよ!

そうですよ!
だから…!

強い野党になるんじゃ
なかったの?

そうですよ!
お前が言うなよ。

すぐひよるくせに。
「お前」

樫松物産の中で
ドロドロした
派閥争いがあるんですよ。

杉山先生は
鳴海校長が
目障りかもしれないけれど

民間企業の
えげつない争いに
比べりゃ
ちっぽけなことだ!

ちっぽけ…?

あたしが…
ちっぽけ!?

おいしい…。

ローズマリー
頭がすっきりするでしょ?

何時まで勉強してたの?

3時とか4時とか。
毎日?
(薫)まだ1年生なのに…
期末だって
まだ先でしょ?

頑張ろうって決めたんです。

怒らないで聞いてね
先生。(薫)何?

私ずっと
ふてくされてたの。

京明館は滑り止めだったから…。

だから前期の中間も期末も

全然やる気出なくて
めちゃめちゃ点数
悪くて。

もうどうでもいいって
思ってたの。

でも何か…
このままじゃダメだって

頑張んなきゃダメだって思って。

次の期末は絶対
いい点数
取ろうと思って。

どうして頑張ろうと思ったの?

この学校が好きになったから。

(日菜子)本当にクラブに出るの?
(薫)今日は帰ったほうがいいよ。

大丈夫です!
爆睡したから
全然元気!

それにテニスも頑張るって
決めたから!

そう。
ご心配をおかけしました
ごめんなさい
矢部先生。

元気になってくれて
よかった。

じゃあいってきます!
(薫)うん。

でも無理はしないでね!
(なつみ)はい!

(薫)うれしいな
相川さんが
あんなこと…。

この学校が
好きになってくれたって。

(日菜子)私もです!
(薫)ん?

今は京明館に来てよかった
って思ってます。

頑張らなきゃって。

そうね。

頑張ろう!

(島津)昨夜の個別相談は38組。

総数で700組を超えました。

この3日間で100組以上?

どうして…。

(薫)生徒達が手伝ってくれたから。

そうかも!
生徒達が?

手伝ってくれたって?
何をですか?

チラシまきです。

(生徒)
<<手伝います!>>
<<あっ…
えっ?>>

(生徒)
<<京明館高校です!>>
(生徒)
<<京明館高校です!>>

僕もです。

生徒達が
入れ代わり立ち代わり。
チラシまきを?

この前うちのクラスの
生徒達に聞かれたんです。

「どうして先生達
チラシまいてるの?」
って。
自分達の時
そういうのなかったから

ひねくれちゃったのかなって
思ったんですけど。

逆だったんですね。
(沙織)私が書いてるブログも

急に「いいね」
が増えました。
(鳴海の声) 「サオリンの独り言」

(沙織の声)
今まで20もなかったのが

急に200を超えちゃって。

もしかしたら生徒達が
つけてくれてるのかもしれませんね。

(日菜子)きっと
そうですよ!

応援してくれてるんですよ
私達を。

校長先生が
おっしゃったことは
本当でした。

教師が変われば
生徒も変わる!

(文恵の声)
やっぱり私はできない!

校長に頭
下げるなんて…!
下げなくていいから…。

トッポギ。
(河原崎)トッポギ…。

「辞めないで」
って言えばいいんです!

そういう
お願い口調がな~。

じゃあ 「辞めるな」
でいいよ
上から目線で。

郷原ちゃん!
鳴海校長が辞めたら
次の校長は私なのよ?

そうですよ
杉山先生ですよ!

もっとひどいのがやって来たら
どうするんです?

(文恵:河原崎)え?
加賀谷専務の息がかかった

とんでもないヤツが。

(後藤田)あぁ…!

(後藤田)あっ…!
≪おい大丈夫かよ…≫

上等じゃねえか!

京明館を…
めちゃくちゃにしてやる!

(振動音)

(鳴海の声) 「決めたよ」。

ハハハハハハ…!

決めたのか。

はい。
そうか!

お前は優秀な男だ。

バカな選択はしないと
最初から分かってたよ。

取りあえずは営業部に戻してやる。

後藤田の仕事を引き継いで
ノルディック石油の…。

転籍を受け入れます。

えぇ?
京明館高校の校長を
続けたいんです。

ちょ…っと待て?
僕は決めました。

樫松を辞めるのか?

二度と戻れないんだぞ?
分かってます。

学校で問題が起こったら
どうするんだ!

校長をクビになったら…!
そうならないように

頑張るしか
ありません。
応援します
鳴海さん。

ありがとうございます。
いやいや
いやいやいや…。

専務のお嬢さんにも
喜んでもらえる学校にします。

考え直せ
鳴海!樫松に戻れば

出世は約束するから…!
もう…。

振り返りません。

振り返ろ…!
振り返って俺を見ろ!
鳴海!
この会社で
一番眺めがいいよね
ここが。

高校の校舎
4階建てだもんな。

涼君…。
もうこの景色も
見るのも最後か。

樫松物産を辞めることにした。

僕は京明館高校を選んだよ。

学校っていう職場が
こんなに

やりがいのあるものだとは
思わなかった。

最初は経営を立て直すことで
頭がいっぱいだったけど

先生達と
ぶつかって
生徒達と
ぶつかって

樫松物産で通用したスキルは
役に立たないことばっかりで…。

営業っていう仕事も
張り合いはあったよ。

でも今思うと
商品売るために
僕は…
たくさんウソを
ついていたような気がする。

ウソ?うん。

ホントは
こっちの商品
売りたいのに

会社の方針で
別の商品
売り込んだり…。

駆け引きとか
はったりとか

上手なウソをつく能力が
営業には必要だと思っていた。

でも学校は…

学校っていうところは
ウソつけないんだ。

生徒達にウソはつけない。

正直でいられるっていうことが

うれしかった。

それに先生だって

お金持ちになろうと思って
教師になってる人なんて
いない。

教師っていう仕事を選んで

続けてるっていうことが
尊敬できるっていうか…。

すごいなって思えるんだ
今の僕は。

だから会社には戻れない。

ごめんサト。

きっと涼君は…

学校を選ぶって思ってた。

あっでも私…。
うん…もう少し聞いて。

でも僕はサトと結婚したい。

樫松物産に戻ってプロポーズする
って約束したけど

やっぱり…。

やっぱり僕はサトと一緒にいたい。

職場は…
離れ離れになってしまうけど

僕とサトは同じ世界にいる。

これからは
もう不安にさせることは
ないし
これから先
何があっても
絶対サトを幸せにする。

だから…。

どうか僕のワガママを
聞いてください。

僕と…
結婚してください。

ごめんね。

ワガママを言っていたのは

私のほうでした。

もう決めてたから。

涼君がどっちを選んでも

私は涼君と
ずっと一緒にいるって。

私と結婚してください。

サト…。

ちょっ…
会社だよ?

フフ…。

ありがとう
サト。
サプライズには
ならなかったけど…。

左手出して。

あっ…。

やったピッタリだ。

フフ…!

ありがとう
涼君。
本当ですね!?
はい。
本当に松原さんと
よりを戻したんですね!

ちゃんと彼女にプロポーズして
受けてもらいました。

じゃあさ…!
京明館も辞めないんですね!?

これからも
事務長と一緒に
仕事をさせてください。

よかった…!
ハハ…。

ホントに
よかった…!
はい。
(ノック)
どうぞ!

どうされました?

校長にお伝えしたいことが。
え…?はい。

こんなこと
あらためて
言いたくないんですが…。

京明館高校を…

辞めるな。

は?僕達は
お願いしてるんですよ。

辞めないでください
鳴海校長…。
辞めないですよ
僕は。
(3人)へ?

おはようございます。
(受験生達)おはようございます。

♬~
♬~
まだ開かないでください。

受験生の皆さん。

京明館高校
校長の鳴海涼介です。

今皆さんの目の前にある
試験問題は

京明館高校から
皆さんへの
メッセージでもあります。

奇をてらった
難しい問題は
ありません。

中学校の授業を
きちんと聞いていれば

解ける問題ばかりです。

ここから先は
僕達と一緒に勉強して行こう。

そんな気持ちを込めて
今日の試験問題を作りました。

今日は悔いのないよう
全力を出し切ってください。

では始めてください。

名前と受験番号を
必ず最初に書いてください。

(セミの鳴き声)

(鳴海の声)
いよいよ明日から夏休みです。

3年生にとって
この夏の過ごし方が

とても大事になって来ます。

昨年度皆さんの先輩は

京明館高校創立以来
最高の大学進学実績を残してくれました。

でもみんなは…
う~ん…

特にこの特進クラスのみんなは

そんなことをプレッシャーに
感じる必要は
ありません。

隣の人と自分を
比べる必要なんて
ない。
目指すは自己ベスト。

自分史上最高の自分になることを
目指して

この夏を過ごしましょう。
(生徒達)はい!

今高校1年の君達と

10年後の君達は
別人では
ありません。

今日の自分が明日の自分になり

明日の自分が
明後日の自分になり

そして10年後の自分に
なって行きます。

もし10年後
自分がこうなっていたい

…と思う何かがあるなら

今日のうちにやっておかなければ
ならないことが

1つや2つは
あるはずです。

2年生のみんなは
この夏のうちに

やれることを
思いっきり
やってください。

勉強することは大事です。

でも大学に入ることが
ゴールでは
ありません。

その先に
社会があります。

学校とは
全く違うルールで
出来た世界に

いずれみんなは
出て行かなくてはならない。

僕はこの学校の校長先生ですが

だからといって
偉そうにする
つもりは
ありません。

僕はただ
みんなより

少しだけ先に生まれて来た
だけなんだから。

そっか…。

だから先生としてではなく
1人の人間として伝えたい。

これから世の中は
どんどん
変わって来るだろうし

君達の人生も
いろいろなことが
起こるかもしれません。

「これでいいのかな」
とか
「私に才能なんてないのかな」
とか
何度も不安が
押し寄せて来るかもしれません。

でもみんなに
未来を見通す力なんて
ありません。

そもそも
君達が何かをするまで

未来なんて存在しないんだ。

だから君達ができることは

あがくことだけです。
あがく?

「あがく」
か…。そうですね。

不思議なもので
あがいて進んで行くと

見えて来る景色があります。

やってみないと分からないことが
山ほどある。

いや…やってみないと
分からないことしか
ないと
言い切っても
いいかもしれません。

だから…。

だから何でもやってみよう
冒険してみよう。

冒険しても
文句を言う人は
いません。

うらやましがる人は
山ほどいるかもしれないけどね。

僕は先生方にも
同じことを言います。

生徒達が夏休みの間に

いろいろなことを経験して
成長して戻って来た時に

先生達が
何も変わっていないんじゃ

ダメですよね?
またそういうことを。

フフ…。

人は何歳になっても成長できる。

そのお手本になるのが
先生達です。

生徒達は
先生達が
どう変わって行くのか

期待してると思いますよ?

やめて!
全くもう…!

私は全然OKよ。

僕も。私も!

じゃあ僕も。
大丈夫です。

(一同)ハハハ…。

(島津)
夏休みの補習授業は
どのくらい
あるんですか?
真柴先生。

う~ん10コマくらいかな。
(島津)僕は12コマです。

どこかで
晩ごはんでも
いかがですか?

12コマと何の関係が?

いかがですか?

島津先生と?

できれば2人で。

(島津)さっき
校長先生
おっしゃいました。

「自分が未来をつくるんだ」
って。
僕にできること
あがくことだけだって。

分かった
行きましょう。

ホントに!?
2人だけで!?

(拍手)

今日は私も早く帰れるから
涼君の好きな冷や麦
作るね。

えっ冷や麦は
別に早く帰らなくても…。

スペシャルな冷や麦だから!
まぁ期待しててよ。

フフ…分かったよ
楽しみにしてる。

じゃあね。
はいじゃあね。

これが幸せってやつ…?

(柏木)≪校長!≫

保護者からクレームです!
保護者?

(柏木)また
あいつですよ!

キングオブモンスターペアレンツ

(加賀谷)何で娘のテスト結果が
こんなに悪いんですか!

何でと言われましても…。
これは公正な採点の結果で…。

事務長に聞いてるんじゃ
ない!私は…。

こう…こう…!

(柏木)校長先生?
そう!
…に聞いてるんです!
はい。
納得できる説明を
してくださいよ…!

こう…!
こう…!

「校長先生」
って言えないんですか!

言いたくないんだよ~!
落ち着いてください
おとうさん!

大丈夫!
お嬢さんは
まだまだ伸びしろがあります。

いや…伸びしろしか
ありませんよ。

ククク…!

(スタッフ)カット!

(櫻井)ハハハ…!