どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

トットちゃん! #54

トットちゃん! #54

 

黒柳徹子の著書
『窓ぎわのトットちゃん』は

戦後最大の
ベストセラーとなりました〉

(シイナさん)ああ…。

(シイナ)トットちゃん いらっしゃい。
(エミー)いらっしゃい。

  

辛く困難な時代を明るく前だけを向いて駆け抜けた、黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を笑いと涙で描く!「窓ぎわのトットちゃん」の時代から国境を越えた恋まで初映像化!

詳細情報
◇番組内容
ニューヨーク留学中の徹子(清野菜名)のもとに、NETテレビ(現・テレビ朝日)から新番組『13時ショー』のメイン司会のオファーが届き、徹子は帰国を決意。やがて番組は形を変え、1976年2月2日『徹子の部屋』がスタート!
◇出演者
清野菜名松下奈緒山本耕史
城田優小澤征悦新納慎也凰稀かなめ
◇原案
黒柳徹子
◇脚本
大石静
◇演出
星田良子
◇主題歌
福山雅治『トモエ学園』(アミューズユニバーサルJ
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日
【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、角田正子(クリエーターズマネジメント)、菊地裕幸(クリエーターズマネジメント)
【協力プロデューサー】田原敦子(テレビ朝日
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/totto/

☆Twitter
 https://twitter.com/totto_tvasahi

☆Instagram
 https://www.instagram.com/totto_tvasahi/

どうしたの? これ…。

(シイナ)この建物 壊されるんだ。

ええっ!?

老朽化で
このままだと危険なんですって。

ビルにも寿命があるんだね。

そんな…。

カレーのシイナは どうなるの?

『窓ぎわのトットちゃん』
読んだよ。

あら 本当…。

(シイナ)遠い昔の事が
いっぱい書いてあって

嬉しかった。

(エミー)
このフロアで よく踊ったわね。

♬~

トットちゃんの踊ってる姿が
今でも目に浮かぶよ。

あっ…。

(シイナ)おお…。

(エミー)サインして。

私も持ってきたのよ。

(エミー・シイナ)えっ?

ありがとう。
これも大切にもらっておくよ。

そうね…。

ありがとう。 一生の記念だわ。

そんな…。
もう会えないみたいじゃない。

ここを閉めて

シイナさんとエミーさんは
どうするの?

ウフフッ…。

(シイナ)ジャン!

こういうのに乗って

カレーを売って歩こうと思うんだ。

2人で日本中!
北から南まで。

移動する… カレーのシイナ?

トットちゃんからもらった
イデアよ。

嫌よ!

乃木坂上倶楽部もなくなって

その上 シイナさんとエミーさんが
いなくなっちゃうなんて…。

生まれた時から ずっと食べてた
シイナカレーが

好きな時に
ここで食べられなくなるなんて…。

信じられないわ。

時代は変わる。 僕らも変わる。

でも この本には
思い出が そのまま残ってる。

ありがとうね トットちゃん。

ありがとう。

♬~

〈昭和初期

関東大震災の焼け跡に建った
乃木坂上倶楽部は

そのモダンな建築が
人々の注目を集め

時代の先端をいく
芸術家や自由人が

こぞって ここに集いました〉

黒柳守綱と朝も

このアパートで
新婚生活をスタートさせ…〉

〈徹子の命も
このアパートで宿ったのです〉

〈黒柳家と ここに集った人々の
思い出が いっぱい詰まった

乃木坂上倶楽部は

昭和56年に
ひっそりと幕を下ろしました〉

〈日本中が バブルに浮かれる
少し前の事でした〉

あっちに街がありそうだね。

うん。 人がいっぱいいそうで
商売出来そうね。

行ってみようか。
オーケー。

(2人)レッツ ゴー!

♬~

今日のお客様は

ブロードウェイミュージカルの
作家であり 演出家である

ダニー市川さんです。

どうも こんにちは。
こんにちは。

お久しぶりです。
ハハハ… お久しぶり

どうぞ おかけになって。
はい。

マギー賞 ご受賞
おめでとうございます。

ありがとうございます。

舞台人として 世界最高の賞を
ご受賞になって いかがです?

夢のようですね。

今でも 信じられない気分です。

黒柳さんも ご活躍で。

なんだか不思議ですわね。

ダニーさんに
「黒柳さん」なんて言われると

恥ずかしいですわね。

もう 「トットちゃん」じゃ
失礼でしょ?

そうですわね。
もう すっかり大人ですし。

では 「徹子さん」で。

「あっ 実は ダニーさんは
私の両親の友達で

私も 小さい頃から
かわいがって頂いたんです」

(ダニー)「つい この間のようですが
月日は流れたんですね」

戦争中に徴用されて

台湾 フィリピンと
あちこち連れていかれましてね

つらい目に遭いました。

戦後 日本に戻ってからも

たくましく復興していく
日本の勢いに

ついていけなかったのかな…。

居場所がなくなって
ニューヨークに流れていきました。

妻とも別れて 身一つで。

…そうでしたわね。

それで 生きるために

ミュージカルのバックダンサーを
していたんですよ。

ブロードウェイでは
バックダンサーになるのだって

競争が激しくて 大変でしょ?

まあ そうですね。

才能が おありなのね 本当に。

でも ソシアルダンスみたいに

自分が主役でないのが
つまらなくてね…。

その時の鬱々とした気分を
芝居の台本にして

憂さを晴らしていたんですよ
アパートで一人。

まあ…。 それが
ミュージカルになりましたの?

僕みたいに鬱屈した男の足が
ある日 ハサミに変身して

気に入らない人を
次々と殺していく話なんです。

私も 先日
ブロードウェイで拝見しました。

ありがとうございます。

怖いお話なんですけど
ユーモアがあって

最初から最後まで
大笑いしながら見てました。

ブロードウェイでは珍しい
ダークファンタジーだったので

注目されたんだと思います。

小さな倉庫での公演だったのに

大きな劇場の
プロデューサーの目にとまって

オフ・ブロードウェイ
オン・ブロードウェイと

上がっていったんでしょう?
ええ。

人生 どこで風向きが変わるか
わからないものだと

しみじみ思いました。

アメリカンドリームですわね。

もう 日本で お暮らしになる
お気持ちはないの?

う~ん…。

帰りたいと思わないわけでも
ないですけど

身内は一人もいませんし
天涯孤独なんで

この先も ニューヨークで
暮らそうと思ってます。

あら そう。

(シイナ)はい どうも。

おお… いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。

(男性)
じゃあ シイナカレー2つで…。

(シイナ)シイナカレー2つ。
はい ありがとうございます。

ありがとうございました。

ダニーさん。

これ 私が書いた本なの。

ありがとう。 これは光栄だな。

おそばに置いて。
遠い昔の懐かしいお話だから。

昨日 乃木坂上倶楽部に
行ってみたんですよ。

そしたら 更地になってたんです。
知ってました?

取り壊されちゃったの
老朽化で…。

エミーは どうしているか
ご存じですか?

シイナさんと結婚して
移動カレー屋をやってるわ。

移動カレー屋?

2人で「カレーのシイナ」って
書いてある車で

日本中 北から南まで。

そうですか。
元気で やってるんですね。

(エミーの声)
ナンは いかがですか?

プレッツェルの味だな。

えっ?

しょっぱくて甘い。

徹子さんが言ったんですよ。
セントラル・パークで会った日に。

お疲れさま。 お先に。

〈徹子と祐介の国境を超えた恋は

今も ひっそりと続いていました〉

〈ここは フランスとベルギーと
ドイツに挟まれた小さな国

ルクセンブルク

〈徹子は この日も

コンサートを開く祐介を訪ねて
日本から飛んで来ていました〉

(カール・祐介・ケルナー)
この教会のステンドグラスを

テツコに見せたかったんだ。

素敵ね。

教会でコンサートがあるのかな?

♬~(バイオリン)

♬~(バイオリン)

どうしたの?

パパの事を思い出してしまって…。

〈徹子の父 黒柳守綱
その年の春 他界していました〉

(ウグイスの鳴き声)

おはようございます。

いいにおいがして
目が覚めてしまったよ。

あなたも
お肉 召し上がる?

うん。

徹子さん
今日から公演で 九州なのよ。

お食事する暇もないくらい
忙しいらしいから

出かける前に 栄養
しっかり とってもらってるのよ。

僕も栄養をとるよ。

じゃ 今から焼きますわ。

私 また本を書かないかって
言われてるの。

これ以上 忙しくなって
大丈夫なの?

ママ 『窓ぎわのトットちゃん』を
書いてる時も

同じ事 言ってたわ。

あら そうだったかしら?

いやあね
同じ事ばっかり言っちゃって。

今度は どんな本を書くんだ?

NHK時代の事は
どうかなと思って。

生まれたばかりのテレビジョンは
どんなものだったのか。

どんな理想が
テレビジョンには あったのか。

ほう…。
今度は 大人向けの本だね。

そうなの。

頑張りなさい。
きっと素敵な本が出来るよ。

〈その時 パパは とっても元気で

倒れるなんて
想像も出来ないくらい食欲もあり

大きなステーキを 朝から
ペロッと平らげていたのに…〉

失礼します。
あっ 1番です。

もしもし 黒柳です。

「ママよ」

どうしたの?

「パパが亡くなったの」

えっ…?

その日の朝 家で倒れて

救急車で運ばれたらしいんだけど

その時 パパが トット助には
連絡しないでくれって

言ったんですって。

公演をキャンセルしてはならない
と思ったんだね。

多分…。

プロフェッショナルとは何か
パパは よくわかってたんだよ。

パパは バイオリンとママが
何よりも大切だったの。

ママ 今日もきれいだ。

ママ 入学式は どうだった?

おかえり ママ。

家に帰って来て
ママの姿が見えないと

「ママは?」って 必ず聞いたの。

私の事よりも
ママとバイオリンだったの。

若い頃には

ママが他の人とお話ししてるのも
嫌だって言って

ママを
アパートの部屋に閉じ込めて

鍵をかけて
出かけたりもしたんですって。

そういうところは… 変だったわ。

でも バイオリンを弾いている時の
パパは

本当に素敵だった。 本当に…。

♬~