どらまろぐ

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしております。解析結果を公開しつつ関連商品も紹介します。解析結果の信憑性が確認できるよう解析用ソースも引用掲載しますので、見逃し番組の確認にも役立つ(ネタバレ)かも?

トットちゃん! #53

トットちゃん! #53

〈『徹子の部屋』と
『ザ・ベストテン』の合間をぬって

祐介との逢瀬は 続いていました〉

(祐介の声)「マイ ルーム 210。
アイ ラブ ユー。 ユウスケ」

(ノック)

〈誰にも 誰にも内緒で…〉

 辛く困難な時代を明るく前だけを向いて駆け抜けた、黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を笑いと涙で描く!「窓ぎわのトットちゃん」の時代から国境を越えた恋まで初映像化!

 

◇番組内容
ニューヨーク留学中の徹子(清野菜名)のもとに、NETテレビ(現・テレビ朝日)から新番組『13時ショー』のメイン司会のオファーが届き、徹子は帰国を決意。やがて番組は形を変え、1976年2月2日『徹子の部屋』がスタート!
◇出演者
清野菜名松下奈緒山本耕史
城田優野村麻純
◇原案
黒柳徹子
◇脚本
大石静
◇演出
星田良子
◇主題歌
福山雅治『トモエ学園』(アミューズユニバーサルJ
◇スタッフ

 

【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日

【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、角田正子(クリエーターズマネジメント)、菊地裕幸(クリエーターズマネジメント)
【協力プロデューサー】田原敦子(テレビ朝日
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/totto/

☆Twitter
 https://twitter.com/totto_tvasahi

☆Instagram
 https://www.instagram.com/totto_tvasahi/

 ♬~

〈祐介は ヨーロッパの各地を
演奏旅行していましたが

行く先々の子供たちに

ボランティアで
ピアノの指導もしていました〉

(足を踏み鳴らす音)
♬~(ピアノ)

♬~(ピアノ)
(祐介)ヘイ! シーッ!

♬~(ピアノ)

ノー!

♬~(ピアノ)

オーケー。

サンキュー。
サンキュー。

オーケー。

カモン。
シット ダウン。 プリーズ。

♬~(ピアノ)

(祐介)オーケー ストップ。

♬~(ピアノ)

ノー。

♬~(ピアノ)
(祐介)オーケー。

♬~(ピアノ)
(祐介)イエス

ベリー グッド!
キープ ドゥーイング。

♬~(ピアノ)

♬~(ピアノ)

♬~

素晴らしい指導だったわね。

子供は みんな
いいセンスを持ってるんだよ。

そこを伸ばしてやれば
どんな子供にもチャンスはあるし

みんな いい子なんだ。

♬~(一同)
「よくかめよ たべものを」

♬~「かめよ かめよ かめよ
かめよ たべものを」

(小林宗作)みんな いい子だ。

小学校の校長先生も

祐介と同じ事を言ってらしたわ。

テツコの子供時代か…。

かわいかったんだろうな。

フフッ…。

小林先生はね 子供たちを

束縛されない 自由な心を持った
人間に育てるために

生涯を捧げた教育者だったの。

時代が 戦争に向かって
突き進んでいる時も

先生の理念は
変わる事はなかったわ。

〈日本に帰ると 徹子は

頼まれていた雑誌の連載を
開始しました〉

〈タイトルは
『窓ぎわのトットちゃん』〉

〈徹子の少女時代を描いた
物語でした〉

♬~

〈昔の事を
両親にも取材をしました〉

えーっ!
私 退学させられちゃったの?

そうよ。 表向き 公立の学校は

児童を退学させる事は
出来ないから

自主的にやめてくれって。

夏休み中に
新しい他の学校を見つけて

2学期からは 来ないでくれって。

あらま…! 私 勝手に
自分でやめたんだと思ってたわ。

でも よく
立たされたりしてたでしょう?

(榎木カツ)廊下に立ってなさい!

立つ!

(児童たちの笑い声)

ママは 私が傷つかないように

違う学校に行きましょうって
うまく言ってくれたのね。

そんな事
もう どっちでもいいわよ。

今となっては
あれもこれも いい思い出よ。

フフッ… そうね。

トモエ学園に行けて
小林先生に出会えたんだもの。

本当よ。

徹子さんの今日があるのは
小林先生のおかげだもの。

いってきます!
いってらっしゃい。

うわ~!

旅行に行くみたい!

おはよう。 早いね。

おはようございます!
おはよう。

先生 私の席はどこ?
席は 決まってないんだ。

どこでも
好きな席に座っていいよ。

えっ!
じゃあ 毎日 席を替えていいの?

いいよ。

先生!
なんだい?

私 この学校 大好き!
絶対 お休みしないから。

気に入ってくれてよかった。

♬~

♬~

(幸司)先生 おはようございます。
おはよう。

(幸司)君 新しい子だっけ?

はい 黒柳徹子です。
トットと呼んでください。

あなたは?
菊池幸司。

私は黒…。
もう聞いたよ トットだろ?

幸ちゃん 梅干しあげる。

いい。 好きじゃないから。

ねえ 何してるの?

実験。 これは沸騰だ。
へえ~。

危ない!

(福元郁夫)
はっけよーい のこった!

(児童たちの声援)

(郁夫)トットの海~。

♬~

大きくなって
君がどんなに頼んでも

僕のお嫁さんには
してあげないから。

削ってあげる。
自分の削れよ。

自分のは… おうちで削る。

カバは ヒポポタマス。
(三輪康子)ヒポポタマス。

お別れに 鉛筆1本ちょうだい。

ありがとう。

生きてたら また今度 会う時は
物理学者になってるよ。

生きててね。

君も。

(赤田市子)
それは お嬢様の初恋ですね。

今思うと そうだったわ。

幸ちゃん見ると

この辺りが
シュワ~ってなっちゃって。

それは恋ですよ。

恋だったわ。
フフフ…。

そのお方は
今 どうなさってるんでしょうね?

アメリカの大学で
物理学の教授をやってるそうよ。

徹子の部屋』に出て頂いたら
どうですか?

有名な学者さんでしょう?

お願いしたんだけど
断られちゃって。

まあ!
相変わらず つれないですね。

ふられっぱなしよ!

素敵なのは
その方だけだったんですか?

もう一人いたわ。 郁夫くん。

おはようございます。
(小林)おはよう。

ねえ
なんで そんなふうに歩くの?

僕は小児麻痺なんだ。
えっ ショウニマヒ?

足だけじゃないよ。 ほら。

治らないの?

平気だよ 一病息災って言うから。

郁夫くんは物知りで

子供なんだけど
大人みたいだった。

ふーん 子供大人ですか…。

いろんな事 教えてくれたもの。

(徹子の声)私 郁夫くんを
木に登らせてあげようと思って

頑張ったんだけど…
なかなか うまくいかなくて。

よいしょ… つかんだ?
うん。

じゃあ お尻 押すから。

う~ん! う~ん!

(2人)うわあ!

ああ…。

(郁夫)
夢は かなわないから夢なんだ。

夢じゃない。
木登りは 夢じゃないわ。

君には夢じゃないけど
僕には夢なんだ。

穏やかで

いろんな事を諦めているような
少年だった。

でも ついに 木に登ったのよ。

(ピーナツの殻が割れる音)

♬~

大成功!

アメリカでは
テレビジョンっていうものが

もうすぐ出来るんだって。

何? それ。

離れたところの出来事も

テレビジョンがあれば
見る事が出来るんだ。

テレビジョンが日本に来れば

お相撲だって
家で見られるようになるんだよ。

国技館に行かなくても
お相撲が見られるの?

うん。 テレビジョンは四角い箱で
そこに お相撲が映るんだ。

箱の中に双葉山も入っちゃうの?

入るんじゃない。 映るんだ。

テレビジョンが世界を変えるよ
きっと。

知らない国の事も
テレビジョンで知る事が出来れば

国と国も もっと
理解し合えるようになって

戦争も なくなるかもしれない。

へえ~ そうなの?

それまで生きていたいな…。

(郁夫)君の木に お邪魔したお礼。

『アンクル・トムの小屋』…。

僕 今日 疲れたから
ゆっくり帰る。

だから トットちゃん
先に帰ってていいよ。

私も 今日
郁夫くんをおぶって疲れたから

ゆっくり帰る。

(徹子の声)
私がNHKを受けたのも

あの時 テレビジョンの事を

郁夫くんに聞いたからだって
思うの。

テレビジョンは
素晴らしいものなんだって

教えてもらったからだって。

はあ…。

「三つ子の魂百までも」で
ございますね。

テレビジョンの力で

世界中から戦争をなくす事も
出来るんだって

初めて郁夫くんに聞いた時
よく意味がわからなかったけど

今は 本当に そう思うの。

テレビジョンの理想は
そういう事だって。

そうでございますか…。

でも その年の夏休みに
死んじゃったの。

郁夫くん…。

実はね 8月30日に…。

郁夫くんが死んだんだ。

(小林)郁夫くんは

生まれたばかりの頃
小児麻痺になって 体が弱かった。

(小林)手足だけじゃなくて

おなかの中の内臓も
普通の子より弱かった。

(小林)だけど
7歳まで 一生懸命生きた。

楽しく生きた。

君たちのような
素敵なお友達も出来たし

勉強も いっぱいした。

素晴らしい人生だったよ。

♬~

《また会おうね 郁夫くん》

《うーんと…
うーんと時間が経ったら

人間は また
どこかで会えるんでしょ?》

《その時は

郁夫くんが女の子で
私が男の子かもしれないわ》

《それまで バイバイ》

(泣き声)

(泣き声)

♬~

(ファクスの受信音)

(祐介の声)
「ディア テツコ」

「ハウ アー ユー?」

「原稿は進んでる?」

「アイム フォーエバー ユアーズ」

「祐介」

進んでますよ。

〈校内暴力が吹き荒れた時代

トモエ学園の
ユニークな教育の実際と

そこに学ぶ子供たちの姿を描いた
『窓ぎわのトットちゃん』は

戦後最大の
ベストセラーとなりました〉

♬~

成功したね。

♬~

♬~

嫌よ。
乃木坂上倶楽部もなくなって

シイナさんとエミーさんが
いなくなっちゃうなんて。

どうしたの?
「パパが…」